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はじめに |
体質に合った処方を! |
中医学の基本姿勢がこれ。「中医ダイエット」は中医学の考えに基づいて、その人の体質に合わせ、体のバランスを整えることを基本にします。体の内から健康になるわけですから、無理なく太らない体質に改善され、リバウンドもありません。
これまで、こんな悩みを持たれた方はいませんか?
(1)たくさん食べているわけではないのに体重が増えてしまう
(2)見た目はそうでもないのに、体脂肪が多い
(3)実際の体重以上に太って見られがち
(4)食べる事を我慢してその反動で以前よりも太ってしまった
(5)どんなダイエット方法でも痩せることがでjきなかった
ぜひ、中医ダイエットにトライしてみましょう! |
<中医ダイエットと従来のダイエットとの違い> |
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従来のダイエット法 |
中医学ダイエット |
目 的 |
痩せること |
太りにくい体質を作る |
手 段 |
画一的 |
一人一人違う |
注目するのは |
体 重 |
体調と体脂肪 |
カロリー制限 |
あ り |
カロリーより栄養バランス |
健康への配慮 |
薄 い |
肥満解消は健康を最重要視 |
減量への姿勢 |
なるべく短期間で |
ゆるやかに、確実に |
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<中医学ではダイエットをこう考えます> |
「筋肉」「水分」「脂肪」3つのバランスを整えること |
ダイエットをどう考えるか、の前に「太る」とはどういうことかを考えてみましょう。
一般的には、「体重」「体脂肪」「ウエストや腰回りのサイズ」など、数字の大きさを問題にして「太った」とすることが多いようです。
しかし、中医学ではもっと本質的な問題、つまり、「体のバランス」が崩れているために「太りやすい体質」になっている、と考えます。
だから中医学が考えるダイエットは「体重を減らすこと」ではなく「体のバランスを整えること」を目的にします。 |
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・バランスの整った体って? |
バランスの整った体とは、中医学で考える体調を決める三要素「筋肉」「水分」「脂肪」のバランスがとれていることにほかなりません。三つの要素のバランスがとれていれば、食べたものがきちんと消化され、必要な栄養分やエネルギーとして使われますから、健康的で美しい体を保つことができるのです。
では、バランスが崩れると、どうなるでしょうか。
体が必要以上に水分や脂肪を溜め込んでしまうことになり、いくら食べる量を減らしても、結果として太ってしまいます。
中医ダイエットは、見た目の美しさのみならず、健康的な体を作るのです。 |
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<中医ダイエットってどうすればいいの?> |
まず、自分の体質を知ることから始めます。「食べなくても太ってしまうタイプ」「痩せたいのに食べたくて仕方がないタイプ」など、あなたはどんな体質でしょうか。
前者は元気不足で代謝が悪く冷え性があるため、まず体を温めることが先決です。後者は体に余分な熱を溜め込んでいますから、逆に体を冷ますことから始めます。このような体質によって「痩せる方法」が違うのです。
詳しくは下記の「タイプ別」をご覧になって、自分がどのタイプか、大まかに調べてみてください。
自分の体質に合わない方法で無理なダイエットを続けると、精神的ストレスから肌荒れが起こったり、生理が止まったり、便秘になったり痩せるどころか逆に太りやすい体質になってしまうこともあります。重症になると、拒食症や過食症という取り返しのつかない結果をも招きます。
一時的には痩せても、体質そのものは変わっていませんから、ほとんどの場合、リバウンドが起こります。
体質に合ったダイエット方法がわかれば、無理な運動や食べる量を我慢して減らすなんてことも必要ないのです。 |
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<中医ダイエットのキーポイント> 「食事法」 |
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(1)しっかり食べて上手にダイエット
「食べたら太る?」実はこれ、大間違いなのです。ダイエットの本来の意味は「健康になるための食事法」。体を健康に保ち、体のバランスを整える、それが本当のダイエットです。
食べる量を減らしたり、流行の単品ダイエットで同じものだけを食べていると、体に必要な栄養が足りない、いわゆる栄養失調状態になって、体内が活性化せず、脂肪燃焼しにくい体質になります。栄養失調はまた、脳の食欲中枢システムを狂わせ、過食の原因ともなってしまいます。
カロリーは十分でも、ビタミンやミネラルなど必須栄養素が不足するなど栄養バランスが崩れると、体が必要以上に水分や脂肪を溜め込み、逆に太りやすくなってしまうのです。
バランスよくしっかり食べることで、体を整え、基礎代謝が高く脂肪燃焼しやすい体を作ること、これが本当のダイエットなのです。
(2)食べたものを栄養に変える”酵素”の存在
さらに、食べたものがきちんと消化され、栄養として体内に吸収されることも重要です。”酵素”は食物を分解し、消化吸収を助けてくれる頼もしい存在です。
消化吸収されない食物は、体内で有効活用されず、結果、脂肪の形で溜め込まれ、太ってしまうのです。栄養素が不足すると、体内にある控訴も働けず、代謝機能そのものが低下して、脂肪を燃焼してくれません。
酵素の働きを知って、しっかり食べましょう。食べることを我慢するなんて、とんでもないことです。 |
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食事法の掟3カ条 |
その1)酵素豊富な食品を一緒に食べる |
「生野菜、果物」
酵素は熱に弱い。肉や魚に含まれる酵素は加熱処理されると壊れてしまいます。その分を補うには、食事の量の半分以上を生野菜や果物にするのが理想ですが、それはちょっと無理。
そこでお薦めなのが、野菜や果物のフレッシュジュース。十分な酵素が摂取できるだけでなく、固体のまま食べるよりも消化器官への負担を軽くしますから、一石二鳥の優良食物。ただし、市販の野菜ジュースは加熱処理されているので、酵素は含まれていません。ビタミンやミネラルを補う意味では有効です。
「発酵食品」
代表的な日本食、納豆、豆腐、味噌や醤油は麹菌という酵素がたっぷり含まれています。乳酸発酵のヨーグルトもお薦め。ジュース同様、消化にも優しい食品です。同じ乳酸発酵のチーズは、種類によって違います。ナチュラルチーズやカッテージチーズには酵素が含まれますが、プロセスチーズには含まれません。カッテージチーズには整腸作用もあるので、2倍おいしい。
また、酵素の働きをより高めるためには、ビタミンやミネラルをバランスよく摂る事。バランスのよい食事を心がけることはもちろん、ビタミン・ミネラル配合食品を上手に活用することも、現代人がバランスのよい体を作っていくための”上手な食べ方”といえるでしょう。
中医ダイエットでは「食用蟻」や「沙棘オイル」「沙棘果汁」などをお薦めしています。 |
その2)朝食絶対主義のウソ |
「規則正しく1日3食、特に朝食を大切に」ダイエットでよく言われる食習慣ですね。でも、ライフスタイルが多様化する今、必ずしもすべての人に当てはまるわけではありません。
夜型人間が増えています。夜遅い食事を摂る人も少なくない。それで、午前中にお腹が空きますか?そんな時、無理して朝食を摂る必要はありません。むしろ、前日食べた分をしっかり消化し、不要物を排出することが肝心。夜型人間は午前中、腸内のクリーニングに心がけましょう。
もし、食べるなら、腸内クリーニングを助けるために酵素たっぷりの果物やヨーグルトなどがお薦めです。
もちろん、それぞれの体質に合った摂り方がありますので、次ページからの体質別コーナーを参考にしてください。中には朝食をしっかり食べた方がいい体質もあるのです。 |
その3)良く噛むほどに酵素は働く |
酵素は、口の中に食べ物をいれ、噛む事からその働きがスタートします。噛めば噛むほど、よく働くのです。
また、噛む事で食べ物そのものが細かくなり、酵素の働きを受けやすくなって、より消化吸収されやすくなるのです。
ゆっくりと良く噛んで、楽しみながら食事をすることが、何より大切。また、体内で酵素が活発に働くように「焦三仙」のお茶を飲むのもよいでしょう。 |
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<見た目でチェック。あなたはどのタイプ?> |
当てはまる項目にチェックをいれ、一番多くチェックがついたタイプをご覧になってください。 |
上半身は痩せているのに下半身が太っている |
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気虚太りタイプ |
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下腹がポッコリ出ている |
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おしりが下がっている |
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体重のわりに体脂肪が多い |
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全体的に太っている |
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湿熱太りタイプ |
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がっちりした体型で、固太り |
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胸が厚く、腕も太い |
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体重が多く、体脂肪率も高い |
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おなかを中心に全体的に太っている |
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気滞太りタイプ |
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体が張ったり膨らんだように太る |
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むくみが起こりやすい |
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平気で10キロくらい体重が変動する |
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30代から太りだした |
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オ血タイプ |
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背中や腕など上半身を中心に全体的に太い |
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見た目より体重がある |
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脂肪肝など内臓に脂肪がつく |
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